対タランドスダニ対策仕様 

レギウス タランドス オウゴンオニ産卵ボトル 2000cc 1本1750円 注文はこちら 
価格改定に伴いフィルター等若干仕様変更してますが性能は同一です

タランドス レギウス オウゴンオニへの画期的産卵アイテムです

特にレギウス ババオウゴンには爆発的威力を発揮します 

高水準下で確立された産卵アイテム 何回作り直しても必ず産卵できる完璧レシピが確立してます
(但し現時点仕様はタラ・レギ幼虫成育に対応 ボルネオオウゴン卵には対応してません 要-別途特注 )

とにかく産みます よほど♀の状態が悪くない限り産みます  但しペアリング完璧&下記空調温度によりの結果です
掲載の試験体は産卵確認跡が7個 ♀は触覚1個欠損 前足両符節欠損 ペアリング後♂死滅ご4ヶ月経過の最悪コンディションです

タランドスは一度に多産はしないようです 瓶が透明の為外から産卵跡が見えます(瓶内側に産卵します)
一度確認出来たら雌を取り出してセットを替えてそのまま菌糸瓶として孵化後も多頭管理されてください



三階松農城の私見ではこの生体は生殖本能が盛んな時期は雄が雌を離さない程です
産卵期に入った雌と会わせるとブルブル唸って雌を噛み砕きます
盛りが過ぎたまた盛りの来てない雄は雌に見向きもしません
参考にして下さい 

産卵セット前にペアリングをすると大概雄が雌を威嚇
しばらくして交尾OKなら仲良くなります この場合SETしても即産みません
雄が雌を挟み殺そうとする場合は未交尾でも即産卵モードに入るようです
産卵期に入っていて雄を拒んでると思ってます
前にペアリングできた雌雄でも噛まれます
再セット&セット替えまたは、上手くいかず悩んだときはこの点を参考に判断してます

産卵誘発にはセット中の低温刺激も効果的です

カブトダニに似たダニが卵に取り付く事があります 1mmくらいの大型のダニです
特に春以降は必然的に高温多湿環境でダニの繁殖力が旺盛です
透明ボトルにつき瓶越しに産卵すると容易に卵を確認できますしダニは卵に寄って来ますのでダニ確認&対策には
大変有効な産卵培地です
現在高確率で瓶渕に生ませる方法を模索中ですが有効な手段は見えて来てます


採卵し孵化可能なマット等に移す必要性もでますが安易なマットでは孵化不全が出てるようです
タランドス幼虫の菌糸カスや食痕材が最も有効と思われます
まずは何とか幼虫をGETしないとダニ対策が難しいかもしれません 

現在は容易に産卵が可能になりましたがやはり産卵期に入る感覚が理解しにくく
数をこなさないと難易度は高いと思います

タランドスの採卵適期は冬季での加温下が良い気がしてます 採卵のご相談が多いので掲載しました

  これは♀の背中です

これはタランドスにいたダニです 羽の内外を行き来してます
1mm程の体長で 卵、幼虫かまわず体液を吸い取ります
現在♂5頭で実験中ですが高温多湿下で羽から出てきて低温下で
羽に戻ってる感じを持ってます 
雌の産卵床内で同様にダニが出入りしてると確信

                         

タイペストシールを剥がしてセット74mと撮影(商品に成虫は付きません) セットイメージです シール下は侵入口です オガを軽くかき出し侵入坑道に!雌をあてがえば潜りこみます
渇き気味管理マットを薄く引いてボトルは口を下にしてSET ケース上部に内蓋をして菌糸乾燥を防止


掲載試験体   No1 よれよれ今にも死にそうな個体 取れればラッキー     No2 元気バリバリ幾つ産むのか?

セットNo1 ワイルド入国18ヶ月目からの産卵です
2003/12/26SET 2004/1/14産卵痕跡確信 設定温度 最高25℃ 最低18℃ 温度差7℃


 試し堀り部分の卵です 本来は割りだしせず孵化後も飼育瓶として継続管理します 孵化しないと困るんで1個だけ掘り出してお見せしてます


閲覧の卵が無事孵化 他はまだ菌糸の中に置いときます
2/1  再セット完了
3/1  割りだし6卵産卵してましたが全卵タランドスダニ養分を吸われて腐ってました
3/11 十分ペアリングの後再セット
3/28 4卵正常な卵で採取(下記1) 4卵ダニ被害で収縮(下記2) 1卵ダニ被害で腐敗(下記3) 高温下で有ればこの様な結果の時はダニが卵付近に居ます
4/5  ♀死去 死に際に2卵生んでますが孵化不全です








セットNo2 ワイルド入国後即セットです
1/15セット 2/8産卵確認♀ボトルの外へ脱出 餌を爆食しました
2/13再セット 2/20産卵確認 この間まったく餌は食べてません
3/1 タランドスダニ発生 緊急割りだし このボトル1ケで9卵採れました 即再セット
3/6 採卵9ケ 全て卵内部に幼虫を確認 孵化待ち体制
3/7  9卵中2ケ孵化 下記はその写真
3/9  追加で3ケ孵化 計9卵中5卵孵化済みです
3/14 追加で4ケ孵化 計9卵全て孵化 産卵〜孵化のサイクルが見えました
 

 

3/20 再セット分の割りだし 3/16の急激な気温上昇の為かタランドスダニが多く発生 緊急割りだしです 7卵採れました
3/28 全頭孵化 再セットから4週で孵化してます 早いです
4/3  3回目のセット完了
4/13 産卵痕確認 卵付近にタランドスダニが見えない限り放置
4/27 産卵痕の卵孵化 見事14日で孵化 予想孵化サイクル通りです
5/2  ボトル解体 7幼虫採取 卵0 今回はダニ被害0です 全回までの2回でダニは出きったのか??
長期休養 体重が戻り次第ペアリングの後再度セット予定

都合3回で22卵産んでます たの未掲載セットの経過も踏まえ産卵周期が伺えます
当方はタランドスダニへ執拗に警戒してますので速くて2週遅くて4週でのセット解体ですが
4週未満では1回の産卵行動しか取れない様子です 20超のセット解体で孵化ズレが一度も出てません
大体揃って孵化してきます
15卵からの産卵確認の場合はセット解体が45日〜50日と一般的スタンスでの場合ばかりですがその際は
幼虫の大きさが2種にばらついてますので間違えなく2回の産卵周期がきたと想像してす
このスタンスではダニの被害は拡大必死です

掲載更新はここまでにさせていただきますが皆様の参考になれば幸いです

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