カンタケ菌糸です。

2020年最新情報
初夏から秋のブロックへの加水
昨シーズン同時期より若干含水率を高くしてますので加水は無用です。
2020年夏は2018年の様な酷暑になる予報です。
夜間もエアコンが止まらない状況ではドライ乾燥になります。
菌瓶内部の乾燥にご注意ください。=育ちません。
高温域に強い菌ですので過度な冷房よりドライ乾燥を避ける方を優先してください。
当方の夏の管理温度は27度です。

他社菌で羽化した雌からの幼虫に用いる際は添加剤パフォーマンスの高いアイテムのご使用は避けてください。
GT866 B13 あたりでお願します。

菌活力が高い菌ですので場所によっては発熱する事があります。
管理温度が25度でも瓶内温度29.5度といった方も居ます。
地中温度計を菌糸に刺して計測すると正確です。
また、酸素要求量も増えますので蒸れによる劣化も見受けます。
特に二次発菌時は空気穴を大きくしてて下さい。
GT866 B13はその中でも発熱が少ないようで、また菌活力が上がる場所は
大型化に向かいやすいです。

晩秋過ぎ冬季あたりからのブロックは含水率を若干下げます。


同一ブロックをクリア瓶 pp瓶に詰めて同じ場所で発菌
10日経過の結露の様子。
双方タイペスト紙は同じものです。GT555+T



カンタケ 2本目ビン成型 

高温耐性型カンタケブリードの利点



二次発菌テスト
使用菌糸 GT866カンタケ+Tカンタケ(1対1)
使用ボトル 千曲化成pp800 DOSクリア800

①ブロック温度10度  二次発菌温度26度
②ブロック温度10度  二次発菌温度19度
③ブロック温度26度  二次発菌温度26度
④ブロック温度26度  二次発菌温度24度
⑤ブロック温度26度  10度管理一晩→26度管理
⑥ブロック常温放置   10度管理一晩→26度管理 
⑦ブロック常温放置  二次発菌温度26度 
⑧ブロック常温放置  二次発菌温度24度


注 常温放置 最高温度28.5度 最低温度15度 2日間放置
ブロックを26度に暖めると一晩で皮膜がクリームクリーム色に変色いたします
が二次発菌が良好です

ブロックを試験での常温に置きましたら皮膜がクリーム色になり若干の
離水がおきますが二次発菌は大変良好になりました

二次発菌が一番良くないが①番です
  
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 ■使用可能温度帯 27度~14度
 ■二次発菌温度   25度~19度
 ■二次発菌熱    26度環境で2.5度  19度環境で1度 

25度あたりより酸素供給量が増えますので
出荷は夏季の間全域クール便になります
ブロックの下段のブロックが酸欠になります
速やかに開封箱からだして袋の帯封をたててください


発芽誘発温度14度以下
劣化防止には25度を超える温度では使えません
(春からの検証にて27度まで対応できます)

乾燥にご注意ください(湿度60%必須)
幼虫成育を強く望むには50cc~100cc加水してください(冬季限定で)
羽化期には無加水にて

皮膜は取ってください

適正菌回し温度20度~22度(検証が進み19度~26度で回ります)
白くなっても
詰めてから10日は寝かせてください(冬)




555
866
34
C
B13
T
10X

各種ございます

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5月27日更新・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

冷えたブロックを26度に置くと一夜で皮膜が黄色く変わったのをみて
10度に冷えた菌糸瓶を26度に置いてみました。
結果皮膜の変化は起こっていません。(カンタケGT866+Tでの試験)



5月23日更新・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

866+Tカンタケ
孵化直後の幼虫(川西産オオクワ)が
午後2時にカップにのせ午後5時にはもぐっていました。26度管理
 



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この様にきのこ芽がブロックについたくらいからが使用適期です。


12月30日計量