良い材が少ない訳 椎茸屋が説明します
現在流通してる産卵材の大部分はきのこの廃材です
きのこは原木が腐るまでの過程に子孫を残します これが椎茸等です
しかし、クワガタ材として使えるまで腐朽するときのこが取れなくなります
従って、クワ材としてはまだ硬い状態で廃棄します
その段階からまだ一年程経過しないと理想的柔らかな産卵材になりません
当農城はきのこ材として終了後一年間腐朽管理しお届け致してます
廃棄した時点で多くの椎茸屋は直射日光にあたるような場所に放置します
日陰は大事な材の管理地です
日にあたると焼けて白枯れが壊れます とうていクワ材に向かなくなります
よってまだ硬い材を関係業者さんが引き取ることになります
引き取られた材は倉庫で乾燥され菌糸も死滅しそれ以上柔らかになることは
有りません 菌糸が死に腐朽が止まってしまいます
当農城にも以前は業者各位が引き取りにきてました
運送やさんが依託され良しも悪しも手当たり次第 といったぐわいです
多くの材は菌糸瓶の材料でお馴染みのチップ業者がその材料にします
良いところを選んでクワガタ関連業界に横流し、問屋経由ショップ行きです
当三階松きのこグループは関東壱円有る程度のきのこ屋と情報交換しており
チップ業界の内状にも精通してます。
原木屋 きのこ屋 チップ屋 おが屑種菌屋(菌糸瓶) クワガタ業者
実は全て精通しており左者〜右者へと材が流通するシステムが昔からか有ります
多くの方々の手を経て時間を費やしブリーダーさんに届く材はやはり品質的に
安定して供給されるのは難しいのが現在の実情と考えます
また菌糸は材を発酵という仕事し腐らせています。この時副産物としてアミノサンを
放出してます
菌糸の生きてる材、死滅してる材を同じプラケに入れるとクワが寄ってくるのは
前者です 多くの材購入者がそういいます
材の購入に付いてはこのようなことも合わせてお考え頂く事をお勧めします