クワガタの食性を勘案すると
@初期に一気に爆発的生長をする種族と
A後半に一気に生長する種族
B平均して初期から終期まで右肩上がりに生長する種族がいます
菌の性質だけで勘案すると
@は発菌初期に爆発的に菌が伸張し培地の養分を取り込む菌
Aは発菌初期はなかなか菌が延びず活力が長期で維持できる菌
Bへの対処が非情に難しくなります
オガの粒子だけで勘案すると
@は細粒子主体の培地
Aは中粒子主体の培地
Bへの対処が難しくなります
樹種で勘案すると
@はブナ系主体の培地
Aはクヌギ系主体の培地
Bへの対処が難しくなります
ここで他の樹種用いたり粒度変化をつけて適応性をあわせます
添加剤で勘案すると
@は中低分子有機質主体
Aは中高分子有機質主体
Bへの対処が難しくなります
ここで複合的組み合わせにて適応性をあわせます
水分量で勘案すると
@は高水分系
Aは低水分系
Bへの対処が難しくなります
ここで水質の変化をくわたり添加剤の能力、菌が元来持っている性質を利用して適応性をあわせます
以上5点とシークレット部分の菌と添加剤の相性による適合性を
加えた7点に於いて複合的にレシピを組み立てて1つのブロックの形を作ります
最終的に繁殖が難しいとされてるのはBの種族です
それに合わせてブロックを造るのは必然的に難しいレシピになります
当方菌床によれば
@BはドルクススペシャルBタイプ ABはドルクススペシャルKタイプ
がそれに当たると存じます
瓶成型時に詰め方調整により微細に食性に合わせることが可能です
硬く詰めれば生長が遅めな種族に合い若干弱めにつめれば成長速めの種族
に合います
添加剤における固体形状、樹材における固体形状への影響につきましては
開発シークレットとさせていただいてます
Bへの適合菌として新に現在ハジメ茸菌床を最終調整中です
以下ドルクススペシャルシリーズ 食性適合目安 総合アイテムでは相当な異種族カバー菌郡です
Rタイプ 各種族全般オールマイティー
B1タイプ ビノデュロスを中心にホペイ・グランディス
B2タイプ ホペイを中心にビノデュロス3令・グランディス3令・フォルモサヌス
Hタイプ ホペイを中心にフォルモサヌス・ビノデュロス(未発表)
Kタイプ フォルモサヌスを中心にヒラタ・グランディス
Tタイプ ヒラタを中心にフォルモサヌス・グランディス
Sタイプ グランディスの3令・ヒラタの3令・ビノデュロスの3令(2月発売)
Lタイプ ヒラタを中心に 体長のみ一本狙いのギネス狙い仕様です
Aタイプ ヒラタの弱令からの成長期・アンタエウスを中心にグランディス・ビノデュロス
(G20)
各種色分けは使用菌DNAが同一の物は同色になってます=相互性
結語
オオクワガタの近親種族4種族は互いに遺伝子の相互性があり混血血統につきましては
次世代にも受け継がれることは明確に判明してます
ここで重要なのは各種族での食性の根本的相違です
異種族混血血統はその遺伝情報の伝達により次世代の食性の個体差がでるもの
明確に実証のこの時代です
メンデルの法則を参考にしても雌似雄似中間がでるのは確実的事態です
それが更なる次世代に至れば混迷の局地です
血統淘汰・固体ブランド崩壊の最大原因と存じ上げます
純潔か混血の食性を確実に把握する事が今後のブリードレベルの発展の最重要課題と
認識してます
当農城におきましてはドルクス族全種族にてその食性の変化性においてもハイスペックな
固体作出を目指し日々精進しております
提案
例えばお手持ちの固体は ビノデュロスとフォルモサヌスの混血としたら
TとTsを混ぜた物 B1とB2を混ぜた物 KとRを混ぜた物など有効と思います
この提案の組み合わせ菌はそれぞれ同一ですからブレンドOKです
ビノとフォルモのどちらの性質が強いかでブレンド率を変えると面白いです
世代交代時の食性のズレにもすばやく対応できると思います
ドルクススペシャルのページ